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シベリア鉄道の旅②

18:00頃
特にやることも無いまま席に座っているため、腰が痛くなってきた。
横になりたいがベット席はMingが使用しているし、自分にあてられたベットは彼の頭上にあるものを降ろさないとならない。
時折、列車内を歩き回ることで対応しよう。

見渡す限りの砂と申し訳程度に見受けられる草のみの荒れた土地が続いている。
羊を偶に見かけるくらいで、他の動物も見かけない。
しかし、この様な辺境の土地にも電線と電柱だけはしっかりとあるのを見えると、中国も広範囲へ発展させようと模索しているのだろうかとふと考えた。

時折見かける人々の顔つきが大分変わってきた。
彼らがモンゴル族なのだろうか。

20:45 二連粘
国境の街で出国手続きを行っている。

つたない英語でも辛抱強く話しに付き合ってくれるMingに感謝。
出国手続き用のカード記入で良く判らない所も丁寧に教えてくれた。
彼が歯ブラシが見つからないと探していたので、お礼としてホテルで貰ってきたものを差し上げた所、同じホテルに泊まってた事が判明した。
何という偶然であろうか。

しばらくMingの事をたずねてみた。
彼は台北の国際台北芸術大学で大学院まで進んで役者として学んできたそうだ。
彼の先生は早稲田出身で、友人が東京大学に留学生として学びに行っていたとの事。
高学歴である事と、意外と日本との接点があることに驚いた。

その後、歯ブラシは発見されたようだ、未使用のままお礼とともにそっと戻してきた。
ちょっとしたお礼のつもりだったので、少々残念だ。

出国手続きは非常に簡単に終了した。
係員が各車両に乗り込んできて書類とパスポートを回収し、30~40分後に返却された。
質問もごくわずかであった。
Mingが言うには我々の席が高クラスの為、わざわざ細かい所までは聞かなかったんじゃないかと言っていた。
確かに名前、国籍、中国に滞在した日数を聞かれただけだったので、そういう事なのかもしれないと考えた。
下のクラスだともっと時間がかかるのだろうか。

他のカーゴを見に行ってみたが、二級クラスになる四人コンパートメントも多少狭いくらいで快適そうに見えた。
二人コンパートメントのシャワー・洗面所が無くなって、その分人が入っている形状になっていた。
実際はこのシャワーがお湯は出ないわ、水力が弱いわで使えないものだったので、あまりメリットを感じてなかったので価格が安い四人コンパートメントへ魅力を感じた。
国境を越えたところで水の補給をして、水力が強くなってくれることを祈る。

二連粘ではモンゴルに対応する車両を追加した。
また、今まで乗っていた列車も車輪幅がモンゴルのほうが広い為、乗客を乗せたまま車両を持ち上げて車輪のユニットを取り替えるとのこと。
食堂車も中国のものからモンゴルのものへ取り替えられるようだ。
早速、朝食でモンゴル料理を試してみよう。
今から楽しみだ。

国境を越える寸前にビールを飲んでから望んだら、係員が言っていることがいまいち聞き取れなかった。
流石に出国手続き時に酔っているのは問題があった。

21:35
車両を持ち上げて車輪の交換をしているようだが、暗いことと車両から出られない為状況が確認しがたい。
各車両のブレーキをかけていないのか、もしくはかけていても動かす必要があるのか前後へたびたび大音量を響かせながら移動している。
ゆれがひどい。

後ほど入国手続きがあるはずなので寝ないで絵を書きながら暇をつぶしているが、ゆれるたびにずれる。
流石に途中であきらめた。

中国出国手続きからモンゴル入国後しばらくたつまではトイレが使用できないとの事で、約2時間トイレが使えない。
流石にトイレから外へ直接垂れ流しする為、駅中ではドアへ鍵をかけている。
あまりにも長すぎた為…我慢できずにシャワー室でそっとする。
…洗っておきました…ゆるして。

5月20日12:40~21日1:20
モンゴル入国手続き。
国境は流石に疲れて寝ていてしまいよく判らないまま過ぎてしまった。
また、寝ていた為入国カードが配られていたことに気がつかず、係員の前であわてて書くことになっている。
旧ソ連だけあって軍隊がつけるような先端がとがった帽子をつけて無表情の女性係員が、イライラした雰囲気でまっているのが気にかかった。

入国手続きが終了後、食堂車を見に行ってみた。
すでに営業はしていないが休憩所として開放されている。
中身は中国のものと大きく異なり、鹿の剥製、盾や剣・弓のイミテーションが飾られ、天井もゲルで使用されているような木製の装飾が見られた。
モンゴル国語で営業時間が書いてあったが、まったく読めなかった。
書き文字はキリル文字というロシアの文字をモンゴル国では利用しているとの事で、英語に似た表記であってもまるで意味が違うという非常に混乱してしまうものである。

食堂車はロシアに入るとロシア料理に変わるのであろうか。
非常に気になるが確認できなかった。

駅の作業員が全員ファー付の分厚いジャケット姿に変わっていた。
車内は暖房がついているがそれでも廊下には冷気が吹き込んでくる。
もう一枚来たいところだが、北京で上着を1枚うっかり紛失してしまって依頼薄手のジャケットだけしかない。
その上着があれば何とか乗り切れるかもしれないのに…
ウランバートルでこの服装で足りるであろうか。

モンゴル国内を列車が走り出した。
外では相変わらず砂嵐が舞い上がっている。
非常に荒れた大地だ。
ここら辺もゴビ砂漠に属しているのであろうか。
国境検査の為の建物が荒原にただ一つポツンと建っているのが不思議に感じる。

ほんの少しの隙間から入り込んだのであろう、車両の入り口に砂がたまっていた。
細かくてまとわりつくような砂だ。

シャワーは相変わらずだ。
水しか出てこない上に力がない。
これでウランバートルまではシャワーが浴びれないことが確定した。

中途半端に寝てしまった為、目が冴えている。
少々、ニンテンドウDSで時間をつぶそうか…
しかし、モンゴルは220Vの国なのでバッテリーの充電がDSはできない。
(ためしに車両についている220Vにつないでみたが、まったく反応しなかった。
おそらくは安全装置がついているのだろう。)
DSは辞書として使用しているので、ダウントランスが必要だが…
あれはあまりにも重い。
鞄や他の荷物も含めて8月の再出発の際には調整を行おう。

5月21日13:00
長かった砂漠も終わり少しずつではあるが草が見えてきた。
時折、馬や牛の牧場も見られる。
小~中規模の集落もあり、皆写真を撮っている。

モンゴル国に入ってからの線路は直線でなく山に沿って移動している。
おそらくは集落や牧場を避けるように設置しているのであろう。

Mingからウランバートルの情報をもらった。
日本語が少々わかる現地の友人がかかわっているゲストハウスまで一緒に行ってくれれるとの事。
ウランバートルの情報をほとんど持っておらず、宿も決めてなかったので飛びついた。
本当にMingには助けられてばかりだ。

モンゴルの食堂車で朝食を取った。
非常に高い。一食90元(1300円程度)。
紅茶とセットディッシュでこの価格とは…中国での食堂車の二倍ほどだ。
おそらくはあまりにも換金レートが悪く設定されている為、異常に高いと感じたのだろう。

ドルでビールを購入したが350ml缶で2ドルもした。
日本と買うのと変わらない…換金レートの影響ではなく、モンゴル国の販売品が高く設定されているようだ。

慌てて北京で出会った一日後れの列車でロシアへ向かう吉田君という人へモンゴル国内の商品高を教えようと電話をかけるが、つながらず。
あちらもそろそろ大同駅近くまで行っている筈だ。
食料品を買い込んでいることを祈る。
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